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関係は更新され続ける

学生時代の友人たちが減って行く。

俺から離れたわけではない。
かと言って友人が離れた訳でもない。

ただ、何となく連絡し合う回数が減り、気が付いた時には年賀状を送るだけの関係になっている。
年賀状に「また飲もう」なんて書きながら、そんなことあるんだろうか、と考える。

本当は分かっている。

学生時代ってのは、何かしら共通した環境があった。
家が近いとか、成績が近いとか。
そんな似通った中で違いを見つけて個性を認め合っていた。

でも、今は違う。

東京に出た奴、地元に残った奴、転勤を繰り返す奴。
収入も違う、家庭も持った。
学生の時とは土台が変わってしまった。

今でも続いている連中は、例外なく会っている。
盆正月の短い時間でも、お互いの近況を交換し、昔話に花を咲かせる。
お互い変わってしまった部分を感じながら、変わらない何かを確認する。

それだけで良いんだと思う。

友人を続けるために会うのか、会うから続くのかはわからない。
でも、会わなくなれば離れてしまう。

寂しさはある。
反面、当然の結果とも思う。

関係を更新し続けるにはそれなりの努力が必要なんだ。

友よ

友よ

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