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産まれそう

検診に行った妻から連絡があった。
子宮口が3cmぐらい開いていて、帰宅したら産まれちゃうかもしれないけど、入院しても産まれないかも、とセンセイに言われたらしい。
要は促進剤打ってくれるから産んじゃうね、という連絡だった。

元々立ち会うつもりもないのだけど、家の鍵を開けてやらないと上の子達が入れない。
仕方ないので午後半休をもらって帰宅している途中でこの文章を書いている。


あー、産まれちゃいますか、そーですか。

何だろう、この気持ち。
嬉しくない訳ではないが嬉しいって感じともちょっと違う。
腹の奥にある不快な違和感。


思い出した。
俺はコイツを知っている。
これは「緊張感」だ。

昔から本番にすこぶる弱い俺。
この緊張感をうまく処理できなくて、いつも失敗するんだ。
新しい生活が始まることに緊張してるんだ。

妻の身を案じて、とかじゃないのが最高にかっこ悪いと思う。
ハートって鍛えられないのかな、これが三つ子の魂なのかな、とか考えたりする。


明日から生活が変わる。
いや、もう変わってる。
目の当たりにしてないだけだ。

電車は自宅最寄り駅まであと3駅。

子供を連れて病院に行く。
産まれた子を見て、妻にお疲れさんって言ってやる。
それだけだ。

難しくなんかない。
緊張しなくていい。

あと1駅。

息子が憧れる父になる方法

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