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河童は尻子玉を入れているのではないか

悪戯好きだが悪さをしない妖怪として伝えられる場合もあるが、多くは水辺を通りかかったり、泳いだりしている人を水中に引き込み、おぼれさせたり、「尻子玉」(しりこだま。尻小玉とも書く)を抜いて殺すなどの悪事を働く。

長年温めつづけている疑問。
他の妖怪の話で尻子玉って聞いたことないんだけど。

「尻子玉(尻小玉)」は、人間の尻の近くにあると言われている魂の塊です。
または肝臓とも言われています。
これを抜かれるとただの抜け殻になってしまうそうです。
玉ねぎのような形をしていて、溺死した人はこれを河童に抜かれたのが原因だと噂されました。


そもそも本当に尻子玉が人間にあるなら、妖怪に限らず何かしらの話で耳にするはず。
あんまり本を読まない俺だけど、河童以外で尻子玉を全く聞かないってのは何かが違うのではないかと思ってしまう。

理由はないけど河童は鳥類という持論を持っている俺の仮説。
尻子玉とは人間の魂ではなくて河童の卵ではないのか。

  1. 親ガッパが人間の尻に卵を突っ込む
  2. 人間の体で温められて卵から河童の子が孵る
  3. 河童の子の最初のエサは宿主のハラワタ
  4. ハラワタを食い荒らされて宿主は死ぬ

ん、ちょっと待て。
そう考えると、尻子玉を抜かれて溺死するのではタイミングが早すぎる。

否、河童も野性に生きるものとして、命がけで子孫を残そうとしているに違いない。

産卵期の河童は水辺に近づく宿主候補(人間もしくは牛馬?)をひたすら待ち構えている。
水中は河童の土俵だが、地上は人間の土俵であり、水辺は土俵と土俵が隣接し合うまさに互いのデッドライン。
自分の土俵に引きずり込めば勝ち、相手の土俵に引きずり出されれば負け、勝負は一瞬だ。

しっかりと卵を入れなければ100%我が子は死ぬ。
万が一、尻深くまで突っ込みすぎて宿主の内臓を傷つけてしまっても、水中であれば卵は回収可能だから、入り切らないよりは入れ過ぎる方がいいのだ。
そして卵を回収された土左衛門は尻が荒らされている。

これを見た人間が「河童に尻から何かを抜かれた」「河童が白い玉を持っていた」と言い合ったところから「河童に尻子玉を抜かれる」と誤った認識が広まってしまったのではないか。

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