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管理者と芸術家と奴隷の未来

録画しておいたNHKのスーパープレゼンテーションという番組をやっと見た。

番組内容
アルゴリズムが、株価から映画の脚本、都市のインフラまでをいま大きく変えようとしている。MITメディアラボの研究者が、アルゴリズムが未来にもたらす影響を大予測。

詳細
2010年、アメリカの株式市場でわずか数分の間に株価が1000ドル近く急落する「フラッシュ・クラッシュ」と呼ばれる現象が起きた。原因はコンピューターのアルゴリズムによる超高速取引。まるでステルス戦闘機のように人目にはつかないアルゴリズムは株価から映画の脚本、都市のインフラまでをいま大きく変えようとしている。MITメディアラボ研究者のケビン・スレイビンが、アルゴリズムが未来にもたらす影響を予測する。


なんでも、株取引の70%はアルゴリズムによる自動売買なんだそうだ。
じゃあ100%になったら、お金の価値ってどうなっちゃうんだろう?

そのうちお金はコンピュータが管理するもので、人間には関係なくなっちゃったりして。

でも結局、最後に問われるのは人間力なんだろう。
コンピュータの苦手分野、例えば人の心を動かす芸術なんてのは人間が生み出すものだ。
逆に、芸術に秀でていない人は、自動化するよりコストが安い、例えば、刺身の上にタンポポを乗せる仕事なんかしかなくなるんじゃないか。

つまり、大半の人間はコンピュータの奴隷になるってことだ。

すでに映画の脚本もコンピュータが分析して、どのぐらい売れるかを予想するビジネスがある、とも紹介していた。
こっちの方はまだ芸術性があるぶん人間の頑張る余地があるように感じる。
コンピュータでも過去の傾向から、ヒットしやすいパターンはわかるかもしれないけど、人々を熱狂させるような全く新しい作品までは作れないんじゃないかな。
pixerの作品が軒並み中途半端なのは、案外、これが原因だったりして。

いずれにしろ、今後の未来予想では、コンピュータを避けて通れないことは間違いなさそうだ。
コンピュータを使う人になるか、コンピュータにできないことをするしか、コンピュータの奴隷になることから逃れる術はない。
きっと、そう遠くない未来に、その日はやってくる。

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

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