作品を商品に貶める下衆

長く愛される作品たちが、商魂たくましい下衆どもの標的になっている、と感じている。
最近だと、ドラえもんちびまる子ちゃん、サザエさんあたりが餌食になってる。
ちょっと前にはジャングル大帝がやられてた。
さらに遡ると、大草原の小さな家赤毛のアンがそうだと思う。

きっと探せばまだまだ出てくるんだろう。

これらの作品が何をされたか?

改悪だ。

場合によって様々だが、下品な装飾を施したり、時には話の筋すら小汚い人間ドラマに変えてしまったり。
そうやって、作品が持つ世界観の力が、商売や政治に利用されてきた。
ひどい時には、作品の世界観そのものすら置き換えようとする。
手堅いキャラもん商売で小銭稼ぎですか。

これは作者と作品への冒涜に他ならない。

原作を知っている世代なら、すぐに異変に気付くことができる。
しかし、原作が素晴らしいだけに、少々の改悪ごときでは、その魅力は失われない。
これでは、小さな子供たちは、改悪されたものをオリジナルだと勘違いしてしまうだろう。

由々しき事態だと思う。

親心としては、テレビだろうが漫画だろうが、子供たちには、よい作品にどんどん触れてもらいたい。
世界が、歴史がその価値を証明した名作ならなおさらだ。
しかし、似て非なる駄作に時間を浪費させる気はない。

改悪業者の方々にもいい分があるだろう。
古い作品の言葉遣いが不適切
そんな理由で、手塚治虫藤子不二雄の作品にも手が入っているが、もったいないことだ。
山岡荘八は著作「徳川家康」の中で、穢多とか非人とか使ってなかったっけ?
現在の道徳、倫理上、不適切
適切かどうか、誰が決めてるの?
そうやって教科書に載っていない歴史や、当時の風俗を学ぶのでは?


作品本来の魅力を再現しつつ、新たな要素を付け加えるのは容易なことじゃない。
ハリウッドが大金をつぎ込んでも、満足のいくリメイクには、滅多に出会えない。
無理してリメイクしなくても、再販、再放送で十分楽しめるんだから、それでいいじゃないか。

それじゃあ作者と版権元にしか金が落ちない?
作品に敬意を示さないカスの懐具合なんか知らねーよ。

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