人間力が試されやすくなっている

デジタル化が進んでからというもの、わざわざプロにお金を払わなくても、自分でできることが多くなった。
動画の編集なんかはその最たるものだと思う。

でもこれって、自分でやることを増やしているようにも見える。
趣味の一環として楽しめているなら、何の問題もないのだが、小銭をケチって、時間を無駄にしている、と言えなくもない。

それはいいとして。

本当に、昔に比べて、自分でできることが多くなっているのか?という疑問。
プロ品質の仕事までは求めないとしても、長い目で見て、十分なモノができているのか?
写真なんかが、分かりやすい例だと思う。
家庭用のプリンターで簡単に印刷できるのは認めるが、水に弱かったり、経年劣化が激しかったりと、明らかに弱点がある。

我が子の思い出を"一生"残す媒体として、十分な品質ですか?
毎回、下手な写真の撮影と選別に、膨大な時間を費やしていませんか?
結局、プロに頼んだ方が良かったんじゃないですか?

こういうことが、其処彼処で起こっている気がする。
結局、道具ってのは、使う人に能力を要求するものなんだ。


一見、とてもシンプルなノギスという道具がある。

シンワ シルバーM型ノギス 150mm

実はこれ、0.05mm単位で測定できるスグレモノ。
知っているかどうかで、精度に10倍以上の差がつく道具なのだ。

デジタル化が進んだ、というのは、高度な道具がより身近になったと言える。
道具ってのは、人間の能力を増幅することはできても、人間そのものを良くするものではない。
使う人の能力がゼロなら、道具を使っても、結果はゼロだ。
道具が高度になればなるほど、道具を使いこなせる人と、そうでない人の結果に、より大きな差がでるのは、ごく当たり前のことだ。

今も昔も、結局、人間力がものを言うんだ。

人間力の磨き方―幸せなチームをつくるために

人間力の磨き方―幸せなチームをつくるために

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