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貧乏人ほど一発逆転を狙う

その光景が異様にみえて、一緒に歩いていたその国の知人に「なんであんなにクジが人気なの?」と聞いたら彼が「クジ? 違うよ、あれは貧困層を狙い撃ちにした税金なんだ」と言った。吐き捨てるような口調だったのでちょっと驚いた。

なぜなら時間をお金に変える仕事は天井みえちゃってるからギャンブルで夢みるしかないんですよ。そんな人生に一発逆転はないこともわかってるけど、夢がないとやってられないんですよ。


掘り下げていくと「貧乏人はなぜ貧乏か」という話になっていくのだけれど、結局のところ、

  • 自分で人生の選択をできる気がしていない
  • 自分でした人生の選択は正しくなかった

と感じているのかなあ、と思う。


諦めずにコツコツ勉強してると、そのうちに自分の得意もしくは苦手な分野が見えてくる。
苦手なところを重点的に勉強すると、点数が目に見えて上がっていく。
これって所謂「成功体験」であって、時間がかかってもやればできるんだ!という自信につながっていく。

こういうことは、仕事をしながら資格の勉強を頑張っている人だと良く分かる。
ところが、成功体験を一番必要とする時期であるはずの義務教育で、実感することは難しい。

なぜなら学校の勉強には、タイムリミットがあるからだ。

年間のカリキュラムが決まっているので、分かっていない子は置いていかれる。
でも、次のカリキュラムは前の内容が前提なので、出来ない子が追いつくのってとても大変。


いわゆる底辺、低学歴と言われる人々は、学校のタイムリミットの中で自分で勝ち取れた成功が少ないのかなあと思う。
自分の仕事の天井は見えているけど、努力で成功した経験を持っていないので、コツコツ頑張るってことが選択肢にない。

クジに群がる貧乏人の行動を見るに、彼らにとっては、努力による成功への期待値よりも、クジに当たる期待値の方が高い、と言うことになる。

そこまで考えてクジを引いているとは思えないが。

貧困のなかでおとなになる

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