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新商品を作ろう

試行錯誤の結果、こんな方法で実現できます!ってのが世間的に斬新だったとしても、社内的には、研究して知り尽くして、手順が確立された「社内的」に「常識」じゃないと、利益を乗せて現実的な値段を設定できるとは思えない。


新しいヒット商品を作りたいなら、価値を見出せるかどうか、やってみなきゃ分からないことを、外れる覚悟の上で、トコトンまで、誰よりも早く、研究しなきゃいけない。
つまり先行投資のできない会社に、ヒット商品は作れないってことだ。

これに関して、我が社の先行きは暗いようだ。

俺のような平社員には、先行投資のできる会社かどうか、ハッキリとは分からない。
しかし、プロジェクト初期の要員計画を見ていると、先の見えない状況に対して、出し渋る雰囲気がミエミエだ。
そのお陰で、毎回プロジェクトは準備不十分の状態で始まり、規模が大きくなるほど赤字になる。
プロジェクト後半での場当たり的な増員による混乱はもはや様式美の様相を呈している。

ハッキリ言って、金の遣い方が下手か、資金調達が下手かのどちらかなのは明らかだ。

でも、地道な研究に基づかない、アイデア勝負の新商品ってのもあるんじゃないか?先行投資なしでヒット商品を生み出すことも不可能とは言い切れないんじゃないか?

残念ながら、それもたぶん無理だ。

そもそも、全く新しいアイデアを思いついたとしても、これだけ便利な世の中で、わざわざ会社に提供する理由がない。
CAMPFIREなどのクラウドファンディングを利用すれば、自分で資金を集めて起業することも可能だ。

仮に失敗するリスクを嫌って、起業しないとしても、Wemakeなど製品化して売り上げだけ還元してくれるサービスを利用すれば、ノーリスでアイデアを試すことができる。


会社としてアイデア勝負の新商品を作ることが、かつてないほどに困難な時代になってきた。
むしろ、アイデアが会社を作るという逆転が一般化する日も近いのかもしれない。

インフラやシェアなど、独自のアドバンテージを持たない会社は、自社の社員にすら出し抜かれるリスクに晒される時代だ。

アイデアのヒント

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